この7年間、実生活でゲイの水球チームに所属し、“ゲイゲームズ”をはじめ、世界各地で行われる様々な試合に出場してきました。奇異で過激と見られようと自分を貫く自由な仲間との旅は、人生観が変わるほどの経験でした。何よりも、辛い現実をユーモアで乗り切る彼らの圧倒的な強さを知ってもらいたいという思いから、この映画は誕生しました。彼らの生き様の素晴らしさは、多くの人々と分かち合えると思っています。
セドリック・ル・ギャロ(監督)
初めて会った時、セドリック・ル・ギャロは“シャイニー・シュリンプス”のとてつもなく面白い話を聞かせてくれた。冒険だけじゃなく、クレイジーで風変わりなこの話に、僕はすぐに夢中になった。スポーツ自体よりもパーティが好きなゲイの水球チームだって?それはぜひとも映画にしなきゃ――そう感じた。
マキシム・ゴヴァール(監督)
前田敦子
女優
麻倉未稀
歌手
水球を通しての様々な心模様が胸に響いて泣いたり笑ったり、もう感動の嵐!あなた達こそが本当のヒーロー!
ブルボンヌ
女装パフォーマー
ゲイの水球チーム♡ってビジュアル目当てで観たら、レズビアンの敵チームに振付命なトランスねえさん、同性婚子育て中の熊兄貴、差別問題まで盛った虹色フランス幕の内!泣きながら美味しくいただきました。
ヴィヴィアン佐藤
ドラァグクイーン/美術家
こんなにも愉快で、全員がポジティブな成長物語があるだろうか。マチアスの発言を赦し迎い入れることで彼自身の大きな成長を促した。敵対は何も生まない。寛容に包み込むことの大切さを教えてくれる。
2すとりーと たつや
オネエYouTuber
この映画を見た後に率直に思った感想は「あたし達って最高に素敵!」って改めて思わせてくれた作品でした!辛い事や悲しい事も沢山今まであったかもしれないけどその先に今、輝いてる私達。終盤までは共感する事などあり、笑いっぱなし(笑)でも、ラストでは泪が止まりませんでした。この作品と一緒で愉快な仲間達に感謝。そう改めて思いました。あたし達って最高!!
2すとりーと ゆうき
オネエYouTuber
劇中でのシーンの中に日本と海外のゲイ文化で共通するシーンが多くあり、鑑賞中に何度も笑ってしまいました(笑)ゲイ嫌いな監督とチームメイトとの間に芽生える絆もみんなに楽しんで欲しい!ゲイゲームズの会場に向かうまでのバスのシーンは音楽も含め凄く好きなシーンのひとつです。このご時世だからこその!笑いあり涙ありで思い出に残る作品でした!
ドリアン・ロロブリジーダ
ドラァグクイーン
ベタです。ベッタベタです。でもベタで王道のストーリーが多くの人の胸を打つように、アタシの胸もしっかりと熱くさせられました。悔しいわ…。日本で映画化をする際は、あの“実況女装”は是非アタシに演らせてくださいませ。あの役…いいわよねぇ。
宮田大
2018 PARIS GAY GAMES自転車種目 金・銀メダリスト
この映画を観て2018年にパリで行われたPARIS GAY GAMESに参加した時の熱い想いや楽しかったことを思い出しました。長いコロナ渦で落ち込んだモチベーションを高めてくれた映画でした!水球チームのメンバーだったという映画監督も人生観が変わるほどの経験だったとコメントをしていて、この映画の中に出たセリフで『GAY GAMESはだだのゲームじゃない。ゲイの存在と団結を世界に示す場』LGBTQの方だけではなく、たくさんの方々には是非、観ていただきたいです。そして2022年に香港で行われるGAY GAMESには日本からたくさんの仲間達で団結して参加したいです!
松崎健夫
映画評論家
森羅万象において完全無欠だという人間はいない。だから、人は過ちを犯す。看過ならずとも、仲間たちが「咎の本質を悟ったならば清濁併せ吞む」と是認するのは、セカンドチャンスがもたらす“寛容”こそ、社会を前進させる布石となるからだ。
新谷里映
ライター
なんて素敵な映画なんでしょう! 落ちこぼれチームがまとまっていく過程も、登場人物それぞれの前向きな生き方も、彼らと出会って自分らしさを取り戻していく主人公の変化も、「そう、それって人生で大事なことだよね」っていう忘れちゃいけない大事なことが、もれなく入っている!そして、今この時代にこそ必要なユーモアに満ちている! もう、ぎゅっと抱きしめたくなるほど素敵な映画でした。
SYO
映画ライター
笑えないけど、「笑えばいいじゃん」って歌って踊る。どこが弱小集団? もうとっくに最強王者じゃないか。彼らは、耐えがたい現実すら手玉に取って投げ飛ばす。
仲間という存在は人生において本当に大切ですね。ときに奮い立たせてくれて、一緒に心から笑ってくれて。仲間愛は綺麗であたたかくて生きていくパワーになる。全力で人生を楽しんでる人たちの姿は美しい。